スガイビル閉店
札幌からまたひとつ映画館が消えた...
以前にもこの話題にはチョロっとだけ触れたのですが、
これですね☟
遂に本日6月2日、札幌ススキノの老舗のエンタメビルであるスガイビルが営業を終える時を迎えてしまいました。。。
まぁ、色々な記事などを読むと、ビルの老朽化により取り壊し、というのが主な理由なんでしょう。
エレベータを使わずに階段で降りることもよくあったのですが、確かに古いビルです。素敵なレトロ感。
なぜか5階だけ床に“5”の表記があります。
しかし、建て替えてまた新たなスガイビルができる、というわけではないのです。跡地にはホテルやらなんやらという噂はあるもののハッキリしたことはまだわからないです。
つまり、兎にも角にも此処で映画やボウリングやゲームを楽しむことはできなくなるということです。
一応、新たに場所を変えてこう言った娯楽施設は再開する予定ではあるものの、未だ詳しい内容は一切公表されてもいないし、どのぐらい期間が空くのかもわからないので、情報を待つしかない状況です。
そんなわけでわたしの心の拠り所と言っても過言ではない大切な場所がなくなってしまいました...。
わたしが高校生ぐらいまでは大通界隈には、東宝プラザ、帝国座、東映、シネスイッチ、ピカデリー、松竹、小さいとこだとポーラスター、三越名画劇場、ニコー劇場、マリオン(ここは今なぜか成人映画の上映してます...)などなど劇場がたくさんありました。
それが札幌駅が再開発された時に札幌シネマフロンティアという大型のシネコンができたことによって、バタバタと上記の劇場は閉館してしまって、残ったのはスガイ札幌劇場とシアターキノというミニシアター。ちょっと東の方にユナイテッドシネマ。札幌駅の北の方には蠍座という名画座。その蠍座も数年前に惜しまれつつ閉館。。シアターキノにはあまり行かないわたしがこれから行くとすれば残った二つのシネコンだけってことです。大型の作品の陰に隠れてたまにチョイスされるマイナー作品を貪るしかなさそうです。
とにかくスガイの1日も早い映画館の再開を願います!7階と8階が劇場で(一時は6階も劇場でした。もっと古くは地下にあった時もあるらしいです)1〜6番シアターまであったスガイの札幌劇場ですが、贅沢は言いません!シアター数は減ってもいいから!必ず戻ってきてー!
これは2番スクリーンかな?
6番スクリーン。これで最後列。
スガイの思い出
残念ながら、わたしは今日はスガイビルに出向くことはできませんでした。
しかし閉店が決まってから足を運ぶたびに、遠い記憶から今に至るまでここに通った思い出を噛み締めるように呼び起こしては、最後まで素敵な作品を上映してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになるのでした。
だけどセンチメンタルな気持ちにならずにはいられません。なぜこんなことに⁉︎と怒りを覚えました。
スガイ側も不本意な閉店であったことは読み取れます。じゃなきゃこんな『閉店なんてイヤダァァァァァ』なんて言葉は出てきません。
中学生ぐらいの時からちょくちょく行ってた映画館。
友達と一緒だろうと学生証忘れたらきっちり大人料金取られて、社会は甘くないと教えてくれました!笑。
『マルコヴィッチの穴』っていう映画では、物語の内容とリンクするかのように7と1/2階で(劇場が7階だけど半分上がる感じの構造になっているんです↓)この作品を鑑賞できて特別感が増しました。
短大生の時は就活のためにU-SEN(丁度、配給会社のGAGAが傘下に入って札幌にいながら面接を受けられました。結果、最終で落ちました、笑)の面接の準備で、映画に関するアンケートをとってたのですが、チケットカウンターのお姉さんたちにも協力してもらえました。嬉しかったです!
他にもたっくさん思い出があります。
仕事で徹夜明けだけどそのまま映画観に行ったり。
映画館だけじゃなくて飲んだ後みんなでカラオケもボウリングも行ったし。
ゲームはしなかったけど、2階のレトロゲームコーナーは超雰囲気あって好きでした。
とにかく辛い時も楽しい時もたくさんの映画を観て元気をもらったし、いろんなことのヒントを得ました。それはスガイの作品チョイスのセンスあってこそでした。
本当にもうあそこで映画を観られないなんて、本音では納得できません。
だけど、みんなスガイを待ってます!頑張れスガイ!
という感謝の気持ちと、なくなってしまうことへの嘆きを個人的につらつら書いてしまいました。
また再開という素敵なニュースが届いたらここにてお知らせします!
※エヴァンゲリオンは観たことありません。
ありがとう、スガイビル!
映画 〜 ザ・バニシング - 消失 - を観た
もう5月終わりですか⁉︎早いですね〜。
来月末にはまた、2019年上半期に観た映画を勝手に評価します、笑。
さて、また面白い映画に出会いました。
1988年制作の舞台をオランダとフランスを股にかけたサイコサスペンスです。
休暇のためオランダから車でフランスに訪れたカップル、レックスとサスキア。喧嘩しながらも仲のいい二人はサービスエリアにて休息を取りに立ち寄った。天気の良い昼間、喉が渇いたとサスキアが飲み物を買ってくるとのことで一人店へ。しかし待っても待ってもサスキアは戻って来ず、レックスは捜索に奔走する。しかしサスキアが戻らぬまま3年の時が経ってしまった。ある時レックスのもとに犯人と思しき人物からのコンタクトが始まる。。
上映後、観客の一人が「なんか現実にありそうな...」とその人のお連れさんにつぶやいておられましたが、まさにその通り。
後味が悪いと言うか、胸糞が悪いと言うか。救いがないからこそとても現実的で、絶望を感じずにはいられませんでした。
30年前というと携帯電話もないし、今ほど防犯カメラも発達してない時代でしょうから人が消えたら目撃者ぐらいしか手掛かりがないのもおっかない。
観客は当然、彼女がいなくなるということは知ってて観ています。
本当にいなくなるまで「ここ(でいなくなるの)か⁉︎」って思わせられる場面が何度かあります。
ヒヤヒヤさせられます。
だけど、よくよく考えるとそのどれも特段危すぎる行動でもないのです。
普通に生きてたら誰でもすること・行くとこに危険が潜んでいるってのがこの物語の醸す恐怖だと思いました。
だっていなくなるってわかってるから、「一人で行かせちゃだめ!」とか思えるけど、、当たり前に現実では未来のことはわからないですよね。
なんていうのかな、とにかく日常の中に危険が潜り込んできてしまった。そして運悪く遭遇してしまった...というような。
事件って発覚して初めて認められるわけですけど、そもそも気付かれてもいない事件が現実にあるのだろうし、発覚しても未解決の事件なんて少なからず存在するってことは、実はアブナイ人物が街でウロウロしてることもあるって思っとくに越したことないですよね⁉︎
こういう映画を観ると、自分が無事にこれまで生きて来れたことはただの偶然なのかもしれなくて、いつ事件に巻き込まれないとも言えないから、いつも大丈夫だから今日も平気と思わないようにしないといけませんね。
せめて自分から変な隙を作りたくはないですね。
例えば、夜道でイヤフォンつけて歩くだとか。
とにかく、観てしばらく経って思い返すほど恐ろしさがジワジワ増してくる映画です。観られてよかった。
そりゃあ現代では色々な技術も発展していますけど、今でも起こり得る話です。30年経っても人間自体はそんな変化してないですね。30年前の作品ということは途中から忘れていました。是非観てみてください。
ではまた!
映画 〜 ジョゼと虎と魚たち を観た
大好きな映画館で
ジョゼ...へぇ〜、今更?って声がたくさん聞こえてきそうですね。
そうです。これは15~6年前に日本で公開された映画ですから。
全国一斉公開かは不明ですが、一応わたしが住む札幌では2004年の1月に公開されたみたいです。
もちろんわたしも公開当時劇場で観たクチです。
そして今回わたしはDVDで鑑賞したのではなく、封切時と同じ劇場で再び観てまいりました。
なんと当時のチラシがわたしの映画フライヤーコレクションの中に残っていましたよ!
黄色い入場券は今回の特別上映のために昔使っていた懐かしのチケットを配っていたんですが、実際に700円なわけではありません。
わたしがよく行くその映画館・ディノスシネマズ札幌は6月2日をもって閉館します。
昨年末に、地元の新聞などでスガイビル(映画館の他にゲームセンターやボーリング場、カラオケなどが入っている古くからある娯楽ビルです)が取り壊され、跡地にホテルが建つという途轍もなくショッキングな記事を目にしました。
しかしスガイ側は同じく昨年末に公式ホームページで、そう言った事実は現段階ではない、と否定していましたので、少しだけ希望を持てたのです。
しかし安心したのも束の間、今年に入って3月ごろ、ビルの老朽化を理由に6月2日で閉館するという具体的な日にちまでもが再び新聞などで報道されました。
もうスガイ側が開示しての報道なので、こちらとしても寸分たりとも希望を持つことができず悲しくてショックで、とにかくもう...! 言葉にできない気持ちでした。
スガイがスガイのまま、どこの企業の傘下にも入らずに経営できていれば一番良かったんだと思います。しかしそうもいかない事情があったんでしょう。スガイは今まで何個かの企業の傘下に入ったりしています。でも経営権を得た会社もこんな、札幌市民から映画館を奪うようなやり方をするなんて、わたしは考えてもいなかったことです...。と小さき者は小言のような文句しか言えません。
一応、次の場所を探しているという話ですが、本当に実現してくれるまで不安しかないです。信じて待つしかできませんね。
札幌の映画館はシネコンが2つとミニシアターがあと一つ。それだけです。コアな作品が見たければそのミニシアターに行けばいいじゃない、とお思いになるかもしれませんが、その劇場はちょっと苦手で行きません。
4~5年前に蠍座という名画座が閉館した時もショックは大きかったです。
しかし、わたしにはまだスガイが残っている!あそこだけは無くならない、と思い込んでいたし、なくなってくれては困るし!と思っていたのに僅か4~5年後にこんな事態になろうとは。
中学生の頃から通っていた思い出の劇場で、他のどの映画館よりも思い入れが強い場所です。多分、ある意味人生で一番泣いてる場所だし、数え切れないほどたくさんの作品を観せてくれて、映画を通じてこういう人生もあるんだなと疑似体験しては少しぐらいはわたしの人間性を上げてくれていると思います。
札幌で観られる映画減るなぁ...。スガイの作品のチョイス、好きでした。
まぁ、スガイについての熱い思い入れはまた後日詳しく。。。
全く色褪せることのない映画
前置きが相当長くなりましたが、そうジョゼジョゼ。
スガイがみんなから思い出の作品などを募集して、昔の作品もたくさん上映するというような企画で、このジョゼと虎と魚たちも上映されました。
わたしは投票できずだったんですが、もし選ぶならこの作品は書いたと思います。
あと他だと『アモーレス・ペロス』と絶対他に書いた人いないと思うけど『メルシィ!人生』かな〜笑。
もう、名作と呼んでいいこの『ジョゼと虎と魚たち』。
キャストは妻夫木聡、池脇千鶴、上野樹里などで、やっぱみんなわっか〜(若)って感じですね。
江口のりこも出てますけど、まだ表記が江口徳子ってなってました。
大学生の恒夫は、ある日の早朝、乳母車に乗った足の不自由な少女と出会う。彼女を連れていたおばあさんに誘われて朝ごはんを食べたことがきっかけで彼女の家に通いだす恒夫。次第に恒夫とジョゼと名乗る少女は惹かれあい始める。
今思い出したけど、この作品を大きなスクリーンで観るのは3回目です。
2回目は『池脇千鶴さっぽろシネマフェスティバル』というイベントに行って(笑)、今作の他に『大阪物語』『ストロベリーショートケイクス』と池脇千鶴のトークイベントが間に挟まっているっていうやつがあったんですわ!確かその時は今より結構ぽっちゃりしてたけどトークショーだからってのもあるかもしれませんがニコニコしてて人柄の良さみたいな、そういうのを感じました。今でも彼女はたくさんの良い映画に出演していて素敵な女優さんのひとりでしょう。
話が脱線しっぱなしですけど、とにかくですよ、この『ジョゼと〜』は何年経って観ても切ないです。
映画って時間が経ってからもう一度見直したりすると全然違った印象になることって多いんですけど、わたしにとってこの『ジョゼと〜』は全く印象が変わらないです。
何回観てもこの時の上野樹里は可愛いとは思えない(けど男は好きなんだろうな〜笑)し、恒夫が選ぶ答えも責められない。
人の心の移ろいは誰にも何にも止められない。
そういう現実をまざまざと表現しているこの作品は誰が観ても、どこか自分の経験と重ねてある種居心地の悪さみたいなものを感じるかもしれません。だけどそういう自分に嫌気がさすけど、最後の恒夫の泣く場面で少し浄化されたような、そんな気分で終われるから前向きになれます。
そしてジョゼは今日も美味しいご飯を作っているのが、切なくもあり逞しさも感じられるからこちらもほっとするというか。
あと、やはりそのジョゼが作るご飯が単純に超うまそうってのもこの映画の見所の一つです。
大層なメニューではないですよ?逆にものすごいシンプルに和食。魚が焼ける様や、だし巻きに大根おろしが添えられているところ、明太子とご飯...観ていてお腹空く!やっぱ料理上手に越したことないわな、と観る度に思います笑。
あと、忘れちゃいけねぇ、くるりの音楽もビッタシです。
観たことない方は是非、一度観てみてくださいね!
ではまた!
映画 〜 名探偵ピカチュウ を観た
ポケモンの思い出
何気にめちゃくちゃ楽しみにしていた映画です。
フライヤー
前にブレイク・ライブリーの映画の紹介した時にも書いたあれです。
どういう関連があるのかご興味あれば、是非読んでみてください。
映画の内容の前にわたしのポケモンにまつわるいくつかの記憶を...(え?要らないって?)
ポケモンって多分わたしが小学生か中学ぐらいの時に流行りだしたのかな?
改めて考えれば結構長いこと歴史があるんですね。
そんで、男子の間でバトル鉛筆とかいう当時のわたしからするとワケのわからないものが流行っていて、流行りすぎて禁止になったような...それもなんかポケモンだったような。。
とりあえず、でも、わたしはというとポケモンの妖怪とか一切興味なくて。
まぁ強いて言えばピカチュウは普通にカワイイよね。みたいな。
あと、結構な頻度で学校帰りに友達の家に寄って、Nintendo64?だかのポケモンのゲームソフトは面白かった記憶があります。寿司食べるやつとか。
だけどアニメは見たことないし見たいとも思わなかった。
というわたしが自らの意思でポケモンの実写化された映画を観に行く日が来るなんて‼︎
何ヶ月か前のあるとき映画館でチケット購入のため並んでる時に、モニターにこの映画の予告編が流れていました。そこに映るピカチュウが可愛すぎて、え?え?え?ってなったんですよ。
フワフワで小さくて、「ピカピカ」とか言ってる。。卒倒しそうでした。やっぱりこの手の、毛がフワフワで柔らかそうな肉体の生き物に滅法弱いようです〜。
それでこの作品はハリウッドの作品ということですが5月3日から日本先行上映でアメリカは5月10日ロードショーだそうで。
変な意地があって、絶対にアメリカの公開より先に観ようと思っていて5月9日に観てまいりました〜笑。
声が“おっさん”で話題
声はライアン・レイノルズの地声っていうのがオリジナリティがあって、逆にポケモンに精通してないわたしでも安心して鑑賞できそうって思えたのもいいところだったと思います。
ですから、モチのロンで字幕で観ましたよ。
おっさんの声であることにもちゃんと意味があるので全然いいと思います。
それより何より、ピカチュウ自体が可愛いもんだから終始「あああ抱っこしたい抱っこしたい」という願望が渦巻きすぎてどうにかなりそうでした。。。
あと、字幕だからってのもあるかもしれませんけど、観客は大人しかいませんでした。
例え吹き替えだとしても、これは割と全然大人が観るためのポケモン映画だなって感じです。
あ、話の内容が聞きたいですか?
ティムという青年が主人公です。疎遠になっていた父・ハリーが事故で亡くなったとの電話が渡辺謙 (役名:ヨシダ警部補) から入ります。遺品整理などのため、ティムはポケモンと人間が共存するライムシティへと向かいます。ハリーの部屋を訪れ、様々な想いに駆られる中、他に誰もいないはずの部屋に物音が。恐る恐る探るとそこには帽子をかぶったピカチュウが...。ホッとしたティムだが、なんとそのピカチュウは人間の言葉を喋る!しかもティムにしか言葉は通じないようで困惑します。ピカチュウはティムがハリーの息子だとわかると「ハリーは絶対生きている!」と言い張ります。ピカチュウはハリーの相棒だったが事故で記憶喪失となってしまったとのこと。こうして事件の謎解きが始まります!
という感じです笑。
物語自体は正直可もなく不可もなく。でもピカチュウ抜きにしても全然アリな話だと思うので安心してくださいな。
まぁしかし何度も言うようにこの作品はほとんどピカチュウを愛でるためにあります。
そういうのを制作側も理解してるのかピカチュウのたまらん表情をたくさん用意してくれています。
特に困り顔や怖がる顔が可愛いので悶絶が止まりません!
ピカチュウが可愛すぎて...
どうしてもピカチュウを抱っこしたくて昨日「ピカチュウ 映画 ぬいぐるみ」で検索したらヒットしておおおお!と心の中で雄叫びをあげたのですが、SOLD OUTの文字が悲しく目に飛び込んできて心にじんわり消えて行きました。
今度(明日にでも)ダメ元でポケモンセンター行ってみっかな?
笑。
痛すぎる、と思われるのは覚悟してるので、なんとでも思ってください。
映画館にはピカチュウのパネルみたいのがあって一部だけフサフサタッチがあったのですが、一人だったしちょっと恥ずかしくて触れず。。笑。
タッチどころか一緒に写真も撮りたいぐらいですよ〜。
はぁカワイイ。
いい大人がこんなにピカチュウに執心するのはおかしいのでしょうか...
だけど!大人の皆さん、個人的にはヒーリング映画としてオススメです!
おいしいアイスココアを求めて(11) 〜Cafeひので編
札幌市民なら誰でも知ってるかも?なCafeひので
岡村ちゃんのライブ前に友人と行った純喫茶。
Cafeひので。
札幌市民ならもしかすると入店したことはないにせよ一度は前を通ったことがあるかもしれませんね!
というのも地下鉄・大通駅の改札を出てすぐの10番出口(立ち食いそば屋のある)の階段を上る途中にあるお店なのです。
わたしも純喫茶というものに魅かれてから意識するようになりましたが、なんとな〜く一人で入るには勇気が要って一度も入ったことがなかったのです。
しかし今回は一緒に入ってくれそうな友人がいて心強い!
誘ってみたら二つ返事で快諾してくれたのでランチはそこですることにしました。
まさかの裏メニュー?
さぁ、初来店なわたしたち。窓際の席を案内されました。
とはいえ前述の通りここは地下なので見える景色は、地上へ続く階段を行き来する人の流れ。人間ウォッチングみたいなもので逆に見飽きることはないかもしれません。
そんな具合で早速メニューを見てみます。
昼時なので当然、ランチセットなるメニューがあったんですけど、やはりセットドリンクにアイスココアは含まれているはずもなく。。
でもアイスココアは譲れない!ってことで若干損しても注文することにしました。
しかしいくらメニューを見直してもアイスココアの文字が見当たらない...。
HOTはあるのに...!?
とりあえずエビピラフを頼むときに「アイスココアはありますか?」って聞いてみたんです。
そしたら「あります」って言うんですよ!
内心、ヒャッホーイ!(笑)と大喜びしたんですが、ここで忘れちゃいけねぇのがクリームの有無。
抜かりなく訊ねましたよ。
そしたら乗ってるって言うんです!
店員さんの「セットメニューじゃないですけどいいですか...?」(ランチタイムはフードの単品という概念がないらしい)と言う念押しにも被せ気味で「お願いします!」と強い意志でもって注文させてもらいました。
しかしメニューに載ってないのは何ゆえなんですかね。見落としたつもりはないんですが、とりあえず聞いてみるものです。
ででで、友人もセット外のドリンクを注文してました。しかもビール、笑。無類の酒好きで下戸のわたしからすると昼からビールを我慢できないなんて何かカッコよく見えて憧れます。
まぁ揃いも揃ってお得なランチセットを無視するなど変わった二人となってしまいました。
食前食後どちらか尋ねられて個人的には食後かなと思ったのですが、一刻も早くビールを流し入れたいらしい友人はすかさず「先で」と言ったのでそれに合わせました笑。実際どっちでも良かったので。
ひので のアイスココアはどんな味?
いよいよ、お互いの愛しのドリンクちゃんたちが運ばれて参りました!
乗ってる乗ってる〜!ホイップクリームだけじゃなしに?これはアイスクリームも載ってますね。
まずは恒例のクリームを一口。
おー、旨い旨い!
アイスも。
うわ、アイスなんて久々に食べたわ!って思ったし昔懐かし系の美味しいバニラアイス。なんかよくわかんないけど小さい頃を思い出しました。
そして、ココア。。おいしい〜!濃さも甘さもミルクっぽさも文句なしだったと思われます。量も満足いくものだと思いますし、好きですー!
お値段はホットよりなぜか高い¥480でした。まぁ純喫茶だし美味しいのでこのぐらいでも全然いいのですが、メニューに載ってないだけに言い値に従うしかないので、その時々で違う値段だったりしてって思ったり笑。次行った時も¥480か確かめてみます。嫌な客ですね。
そして純喫茶らしいフードメニューのエビピラフも美味しかったです。
ひのでは、雰囲気も好きだったしまた来たいですね。
ひとつ不満があるとすればやはり喫煙者が多いので体にタバコの臭いがつくことですね。純喫茶に禁煙を求めるのは無謀と言われるかもしれませんが、禁煙に踏み切ったところもありますからね。
あー、しかし急に誘ったのに応じてくれて久々に会う友人。だらだら喋って、笑って、アイスココアを飲んで、とても楽しい時を過ごせました。
ライブも含めてすごく充実した日となりました。
岡村ちゃん ~2019 SPRINGツアー セレブリティ~ @わくわくホリデーホール もとい カナモトホールに行った
今年も春が来た
春の訪れを告げるように!今年も!岡村靖幸のツアーが行われました!
このツアーに参加することが、わたしにとって春の恒例行事となっているのです。
ちなみに去年の記事はこちら
というわけで、去る5月3日 (金)、岡村ちゃんが北海道にやってきました。
しかも今年は友人と一緒にライブに参戦するという岡村ちゃんライブでは初の試みです!
プチトラブル発生
しかし!ライブが近づいたある日、その友人に連絡を取りましたが、一向に返事が来ません。。
またLINEの不具合かな?と思ったら翌日になる前には既読がついたと思います。
じゃあ少ししたら返ってくるだろう...と若干嫌な予感を感じながらも大丈夫だと自分に言い聞かせていたんですが、さすがにライブ3日前になっても返事がない!ので少々キレ気味ニュアンスで再度LINEを送りました。
そしたら、ライブ当日は諸事情により札幌にいないことが判明!
どうにか調整して札幌に戻れないか四苦八苦していたら返事が遅れてしまったと平謝りされました。チケット代はもちろん支払います!と申し出てくれたので少しホッ。
その理由がホントでも例え嘘でもとりあえずわたしに実害ないなら全然良しとしました笑。文字通り現金なヤツだなぁと我ながら感心しつつ、
でもマジか〜。チケットどうすっかなぁ、席空けるのは勿体ないよなぁ、と。
3日前でチケット売ろうにも買い手つかなかったらヤだしめんどくさい。
とりあえず普通に数少ない友人の中から岡村ちゃんに興味ありげな人を3名ほどピックアップし、めちゃくちゃ久々に連絡を取ってみました。
何時間かは誰からも返事がなく、諦めモードでしたが、1人目の方から連絡が!
早速本題に入り、その日はとりあえず予定なしで行きたい!という神の返事が!
急な話なのに、その子に全額払ってもらうのは忍びないので少し割安のお値段で交渉し、見事取引成立しました〜!
そして全部決まった後でもうお二方からも返事が来たのですが、岡村ちゃんのライブの事には触れず「元気かな〜と思って」と送ると(笑)、久々なのにそれぞれ会話が盛り上がって今度ご飯行こう!ということに。
なんか、怪我の功名 (わたしに落ち度はないし)じゃないけど、なかなか会わなくなっちゃった人でも連絡したらこうやって気持ちのいいやりとりをしてくれるなんて(別に喧嘩してたとかじゃないけどさ)、ステキなことじゃないか!と逆にドタキャンの友人にお礼を言いたいほど嬉しい気持ちになりました!
そういうわけでわたしは全然怒っていません笑。
わくわくホリデーホールがいつの間にかカナモトホールに変わってた
前日談が長くなりましたが、当日は昼過ぎにその友人と待ち合わせをして街をブラついた後で会場であるコンサートホールへ向かいました。
ランチにはずっと気になっていたけど入ったことがなかった純喫茶でゆったりと過ごしました。しかもアイスココアも頂いたのでその件については次回詳しく書きます!
会場はわくわくホリデーホールなんですが、名前が変わったということはうっっすら噂には聞いていましたがホントにカナモトホールになってました。いつの間に!
しばらくはわくわくホリデーって呼んじゃうと思います。
まぁそれはいいんですが、わたしが岡村ちゃんのライブに行き始めてから今まで100%の確率でZepp Sapporoでスタンディングだったのに、今回はホールで椅子があるのも正直嬉しすぎました。
開場前に物販で『あの娘と、遅刻と、勉強と ②』(ライブ会場販売限定カバーver.) を購入して満足。
通常盤はこちら
令和 初・岡村ちゃんライブスタート
席は2階席の最前列で、ほぼ1階みたいなもので結構大きく見えます。
柵があって体幹が鍛えられていないわたしを支え続けてくれました笑。
今回のオープニングは 『セクシースナイパー』
2曲目は『少年サタデー』
この最新の2曲はチェックしていなくてノリ切れず笑!
しかし3曲目は宇多田ヒカルの『Automatic』
そこから先は順番とか覚えてませんけど、今回もいつも通りねっとりした歌声とキレッキレのデンスが掛け合わさってオンリーワンのカッコよさですがな。
やっぱり『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』と『だいすき』はテンション上がりまくりになるから好きすぎます。
クレバとかとの『住所』もメドレーみたいな感じで歌っててフルで聴きたい気分でした。
今回も偶然わたしの席は右側のブロックだったのでアンコールのおなじみのピアノ弾き語りも距離はあるものの岡村ちゃんがわたしの真正面にいてうっとり幸せタイムでした。
そして最後の『ビバナミダ』とかもすごく好きでこれは何度見てもダンサーの踊りに目が釘付けになるんです笑。全体的に岡村ちゃん専属のダンサーのデンスは面白くて飽きることがありません。
あと幕が開いた時に気付いたのですが、マニピュレーターの人が白石元久さんじゃなくて違う人になってる...。いつもMCをしていた白石さん。初めて見た時はこの人何者なんだ⁉︎って思ったけど、面白くていつの間にか好きになっていた、、という自分の気持ちをいなくなってから知るという切なさを味わいました。わたしは知らなかったんですが、これまでも代替わりみたいのはあったみたいです。白石さんは去年で最後だったようです。寂しい。
そして何故か今回雑誌Ginzaの前の編集長である中島敏子さんが札幌公演に来ていて客席にいながら紹介されていました!なんとも珍しい場面!ちょっと前までGinzaで連載を持っていた岡村ちゃんと親交がある方なんでしょう!羨ましい!
18時にスタートしてから21時まで、今回のライブもみーんな全力で楽しんだ感じが楽しかったです。
観客もスタンディングではきつい人が増えたことへの配慮なのかしら?なんて思いながら、来年も椅子ありの会場希望します!
ではまた!
映画 〜 愛がなんだ を観た
いよいよGWですね。
何も予定のない人は映画でも観に行きましょうよ!
というわけで今回紹介するのは『愛がなんだ』という作品。
不毛な恋愛をテーマにした、角田光代の同名小説を映画化したものです。
山田テルコ(20代後半)は田中マモル ( マモちゃん ) のことが好きでたまらない。どんな時でもマモちゃんからの電話は必ず出るし、熱があって具合が悪いと言われれば、甲斐甲斐しくマモちゃんのアパートへ出向きご飯を作ってあげたり喜んで看病する。しかしいつまでたってもマモちゃんはテルコを都合のいい相手のまま恋人にはしない。
テルコの不毛な恋の結末やいかに...。
多分多くの人が、あまり他人事でもない感じで誰かの恋愛を客観的に見られる作品なんですね〜。
テルコ役には、『まんぷく』のタカちゃんでお馴染みだった岸井ゆきの。マモル役には、これまたうってつけな雰囲気の成田凌という配役です。
前述の通り、この話って、世間一般の普通に見える人たちにありふれている構図の恋愛だと思います。
もちろん順風満帆な恋愛をしている人たちもいますでしょうよ。
だけどまさにテルコみたいな恋をしている、またはしていた人もいるだろうし、自分がそんな恋愛したことないって人だって「やめなよ、そんな男 (または女) 〜」とかいうセリフを口にしたことがある人は少なくないんじゃないですか。まぁ言われた方にしたらそんな月並みの綺麗事や正論の忠告でやめられるなら苦労しないわ!って大抵自分の立ち位置を分かっている上での恋愛だと思うんですけど。分かっていないとすれば、それはそれで幸せなおバカなんでしょうが。。
いつか思い出した時に、やっと...!なんであんな人に没頭していたんだろう?ってなるまでは何を言われても好きじゃなくなれないですよね。
しかし、この原作自体は10年以上前のものですけど、いつの時代でもこういった恋愛は存在し続けるんですね。
モテる人はいつの時代も一定数いるから仕方がないことなんでしょうがね。
途中で、マモルが想いを寄せる女性が出てくるんですが、それがスミレ(江口のりこ)というやさぐれた感じの人なんです。
タバコも酒もすごいし、格好もファンキーなんだけど、なんか好きになるのわかるんだよな〜。なんか魅力的。
マモルのスミレに憧れる気持ちも、テルコがウザいしどうでもいいんだけど好きでいてくれる人がいる心地よさってのもわかります。ホント勝手。
人を惹きつける魅力って目に見えてるようなそうでないような。顔とかだけじゃなくて色々ありますよね。
その人になりたいとまで思えてくるテルコの気持ちもわかるような気がします。
見ていて、人の心とは本当に複雑だと感じます。好きや嫌いとかハッキリしたものだけでできていればもっと単純なんでしょうが、そうじゃないから苦しかったり面白かったりする様子が描かれていて共感できます。
あまり派手な映画ではありませんし、別に苦しい恋愛のヒントにもなるわけでもないかもしれませんが、自分の色々な経験が思い出されるような作品なんじゃないでしょうか。
同じようなテーマでもっと重くない感じのがいいって人はこちらの作品もオススメです。
気になった方は是非ご覧になってみてください!
ではでは〜