海外の話(16) アメリカの映画館
映画館に行ってみる
映画大好きになったのは中3ぐらいからでした。
ので、19だかハタチのわたしは、当然アメリカに行ったならば、それも映画の本場ハリウッドのあるLAに来たとあらば、最低でも一度は映画館へ足を運ぶべきと出発する前から思っておりました。
しかしスケジュールの兼ね合いや風邪を引いちゃったりなどもあって、意外と何度も行けず一度きりの経験となりんした。
映画館は、友達と二人 (風邪ひいたときにメルローズに一緒に行くはずだった友達です) で学校の近くのところが手軽でいいということで、そこに。
選んだ映画は『Spanglish (スパングリッシュ) 』というアダム・サンドラー主演の映画でした。向こうはバス停とかにたくさん映画の広告が貼ってあるんですね。それでよくバス乗るときに見てて、アダム・サンドラー好きだし観てみたい!という経緯です。あと、他によく見た映画のポスターはアン・ハサウェイとケイト・ハドソンの『Bride Wars』ですが、日本での公開はなかったみたいです。
スパングリッシュのタイトルの意味としては、単純です。スペイン訛りの英語ってんですかね、とかスペイン人が話す英語とかそういう感じです。
アダム・サンドラーのアメリカンな家族の元に若いスペイン人の美人母と娘をメイドみたいな感じで住み込みで雇う...とかそういう感じだったかな。そのスペイン人親娘が英語が完璧には通じないから色々大変な思いをするような若干コメディタッチな内容だったと思いますけど。うろ覚えです、笑。全然違ったらスンマセン。
なんせ、当たり前ですが字幕ないから何となくでしか意味を捉えられないところも多かったですから、ハハ。
でも自分らもその親娘以上に英語通じない場面があったので、ある意味共感できるしベラベラベラ〜って会話ばっかりの映画じゃなかった点でいうとグッドなチョイスだったのではないですかね。
一度、同じ友達とWESTWOODに歩いて戻りたくて、道行く男性にWESTWOODはどっちですか?的なことを尋ねると、妙にニヤニヤしだしてうろたえるもんだから、こっちもなんだなんだってなって、少々無駄な時を過ごした後、もう一回その人にちょっとさっきと違った発音で言い直すと、「あ〜、WESTWOODね!」みたいな感じで晴れやかな表情になり、方向を教えてくれました。なんでも"WESTWOOD"が"REST ROOM"に聞こえたみたいです。英語の発音てムズカシイなぁって改めて思いました。
話が脱線しましたが...
映画館の中はおそらく平日の昼間ってのもあってか、私達の他におじさん一人ぐらいしかいなくてガラ空きで、いい感じでした笑。
料金も日本のソレより全然安かったと思います。当時学生料金で確か$8とか?忘れた。でもそんくらい。
内容をわかったんだかわかってないんだか、自分でもよくわからなかったけど映画を観ることができた嬉しさがあったのは確かで。
記念に映画館のチケット売りの黒人のお兄さんと写真を撮ってもらいました。
最初、友達と二人で撮ってと頼まれたのかと思ったらしく、自分と撮って欲しかったことを知るととても嬉しそうでした、お兄さん。
その写真がこれ
せっかくのアダム・サンドラーが全く見えないところが残念無念ではありますけども笑。
そして、この映画はですね、ちゃんと日本で上映されたので、帰国後これまたその友達と見に行きましたよ。
あ〜、こういう内容だったのねー!とお互いじっくり映画を堪能しました笑。
これがそれ
でも、バス停でよく見てたやつや、映画館の写真に写ってたポスタービジュアルはこっちですや。
コピーは"Every family has a hero."です。
そうだといいよね。
もし興味あれば観てみてください。
つづく!