覗いてごらん アラサー サブカル通信

ちょっとマニアックな映画や音楽などについてアラサー女の目線で自由に書いていきます。

海外の話⑥ なぜか編み物

ビーニーを編む

ジュリーに連れてこられた先はyarn shop(店名ではない)で、毛糸などが売っているお店でした。

 

中では、毛糸で編み物もできるようなお店で、確かヒスパニック系の女性のお店だったと思います。

 

ジュリーもいつもここで編み物をしているようです。

 

ジュリーが「あなたも帽子を編むのよ」と言うので、わたしは、えっ!?と思う暇もなく、毛糸を選ばさせられました。

 

薄めのグレーの毛糸を選ぶと、ジュリーは輪になって編み物をしている女性たちの中に入っていって、途中の編み物を始めました。わたしも知らないおばちゃんたちに混じって座りました。確かジュリーがみんなにわたしのことを軽く紹介してくれたと思うのですが、おばちゃんたちのリアクションがすごく薄かったような記憶があります、笑。もうちょっと興味を持ってくれても…と、あまり構われるのが好きじゃないわたしが思うほどのものなので、なかなかのもんです。

 

わたしが作るビーニーは1本のかぎ針で編めるようで、途中までジュリーが教えてくれました。前述の通り、おばちゃんたちはわたしに興味がないし、わたしも出しゃばって何か話せるわけでもないから、黙々と編み進めました。

 

ジュリーがそろそろ帰ると言って、また車で家に帰りました。

 

以後、わたしは暇を持て余したり、間が持たなくなればビーニー作りに時を費やすのでした笑。ある意味いいアイテムをゲットしました。

 

その出来上がったビーニーについては、もう一つエピソードがあるので、またの機会に写真をアップしたいと思います。

 

そんな感じで最初の土日を過ごしたのでした。

今みたいに日本で使っている携帯がそのままアメリカで使用できるわけじゃないので、友達とも気軽にメールや電話をすることができず、みんなは今頃どうしているだろう…と思いを馳せるほかありませんでした。。

ある意味、日本語に逃げずに自分の力でなんとかするしかないので、好都合といえばそうです。

しかし、自分の部屋のテレビでは、日本のテレビ番組も実は全然見れちゃって、あはあはって感じですけど笑。

あ、だけど、日本語はそのままに、英語の字幕が出るので、それはそれで大変良い勉強になりましたわ。その当時よく放送されてたのは、懐かしの『どっちの料理SHOW』でした。だから“yum”とか“yummy”の連発だったという話も、笑。

 

ま、そんなこんなで翌日からは学校に行かなくてはなりません。

 

ジュリーにバス停の位置などは教えてもらったけど、実際に乗ってないからドキドキなんてもんではない。

 

しかも乗り換えもあるんだぜ。

 

学校側から配られた、家から学校までの行き方を書かれた紙(もちろん英語)を見まくって、バスの運転手にこう言えとジュリーから教えてもらった文を暗記し、明日に備えていたのでした。

 

続く。