覗いてごらん アラサー サブカル通信

ちょっとマニアックな映画や音楽などについてアラサー女の目線で自由に書いていきます。

海外の話(12) アメリカで風邪を引いたら①

風邪

は〜、新年明けましたねー...。

 

はい、挨拶はここまで。終わり!

 

新年明けても、未来ではなく、わたしの脳みその奥深くの記憶を掘り出し、過去へ戻りますよ!

 

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ロサンゼルスって結構冬でもあったかい気候なのが魅力の都市でもありますネ。

 

しかし、わたしが訪れた冬はなんでもいつもより寒かったみたいなんです。

 

とはいえ、雪国育ちのわたしですから、そんなんへっちゃらだと思うじゃないですか。

 

しかしねぇ、雪国育ちの人って意外と寒いの苦手という説も有力らしいです!

 

...って、まぁ、言い訳くさいですが、風邪を引いちゃったわけです。

 

さらに言うと、寒い + 雨の日が少なからずあったと記憶しています。加えて、LAは冬でも温暖というイメージからジャケットコートみたいな、そういうちょっとナメた上着しか持ってなかったんですかね。

 

でも行く時 (出国時) 、何着てったんだろう?と素朴な疑問も浮かぶんですけど、要は薄着が原因だと思われますね。

 

鼻水がすんごくて、部屋にあったティッシュが底をつき、使いすぎたもんだから、まだ欲しいと言いづらくって遠慮して、トイレットペーパーで鼻かんでましたら、案の定鼻は真っ赤。熱とかもあったと思います。

 

でも、週の前半までとかは学校は頑張って行ったのかな。

 

その無理もあってか悪化する。

日本から持って行った風邪薬じゃ全然効果なくて、風邪ウィルスまでも規模がデカいのかもしれないと感じました。

 

タイミング悪いことにその週末の土曜だと思うんだけど、この旅で仲良くなった同じ学校の子と、メルローズへ買い物に行こうと約束していたんです。

 

メルローズアベニューという通りは、かの有名なビバリーヒルズからも割とすぐなとこに位置するショッピングスポットみたいなとこですかね。

今は日本にもできたけど、緑に覆われたFred Segal (フレッドシーガル) もあったし、これからMARC JACOBSができるって看板立ってたり、ティファニーとかもバスから見えた。もちろん学生の分際で入りませんけど。

あ、バスから牛角が見えて、テンション上がった!こないだ、テレビで、そこの牛角が出ててめっちゃ大人気らしいですね。

その当時は、カードも持ってないし当然、高級なものは買えないから、古着屋さんとかを見つけたりして安く買い物しました。

なんか胡散臭い店に入っちゃった時、日本人はいいカモなんでしょう、店員が寄ってきてまぁたカタコトの日本語話すんです。

「日本のドコ?」と聞かれ「サッポロ」と答えると、「Ahh~、シッテル、住ンデタカラ〜」とか平気で嘘言います。

んで、スナップ写真を見せられるんです。その店のスタッフと浜崎あ◯みが写ってて、

「コレ、あ◯ネ〜」と、あ◯が腕につけてるのと同じブレスレットを売りつけようとしてきました。

同じ感じでB'⚪︎の稲◯さんバージョンもあって、そこに写っているのは確かに彼らでしょうが、うまいこと使われたんだとは思いますけどね。

そういう店もあります。

今行ったら、もっと買い物楽しめるんだけどな〜!といつも思います。

 

と、これは別の友達3人で出かけた時の話。

 

もう一度、行きたいと思ったんだけど、風邪は治る様子はない。

 

土曜日になって、ダルいし、でも無理すりゃ行けるわ!と思って用意してたら、遂にジュリーから外出NGが出た。

 

わたしと友達は一旦学校で待ち合わせていたんです。行かないとなれば、メールも電話もできないから、知らせることができない。

 

一応彼女のホストファミリーの家の電話に電話してみたが、案の定、彼女はもう家を出ていた。

 

だので、一旦わたしも学校へ行って、彼女に知らせて帰って来ると言うと、

 

ジュリーは、彼女はあなたが病気だってこと知ってるんだから、時間になって来なかったらちゃんと帰る、と言いました。

 

でも、申し訳なくて、やっぱ行く!とジュリーの反対を押し切る形になりました、笑。

 

ジュリーはナンセンスだわ、と言いました笑。

 

確かにそうかもしれません。だけどわたしは義理堅い日本人!と風邪の熱でのぼせ上がっていたのも相まって決意は堅かったんです笑。

 

そして、わたしは若干意識朦朧で学校へとたどり着き、待ってくれていた友達に謝罪をして、友達も、辛い中わざわざ来なくてもよかったのに〜と労ってもらい、バイバイしました。

 

あー、耳が遠い...

 

などと思いながら、またバス停で乗り換えのバスを待っていると、「今何時?」と聞いてくる男性がいました。

 

その人は、多分東南アジア系だと思うんですが、タイとか。背は高い印象でした。

 

「◯時です」

と、教えてあげたけど、なんかまだ喋ってくる様子。

 

もう具合悪いし、勘弁してくれ〜と思いながら、愛想笑いぐらいはしたかもしれません。

 

来たバスに乗ると、なんとヤツは二人掛けの椅子のわたしの隣に座ってきまして。

 

しかもなんか足とかグイグイくっつけてきて、正直、キんモ〜...と思って、もう喋る気力もないです。耳も遠くなってるし...

 

あ〜...着いた

 

と思って、その人をほぼ無視してバスを降りたのでした。

 

つづく。