覗いてごらん アラサー サブカル通信

ちょっとマニアックな映画や音楽などについてアラサー女の目線で自由に書いていきます。

映画 〜2019上半期勝手に評価 ①

 

2019年も半分終わりそうですよ?

ということはまたあっという間に2019年も終わるんですよ?怖くないですか?わたしはまた年取るのが怖いです!

しかし時の流れには逆らえませんし、時だけは皆平等!

というわけでくよくよしているより面白い映画を観て気分転換しましょう!

 

わたしが16月までに劇場で観た映画をサラッとわたしの独断と偏見で★の数にて評価したいと思います。★5個が最高点(0.1単位)です。

 

今年に入って6月までに見た本数は27本。

 

今年は観て印象深かった映画を記事にしていたものが結構あるので、良ければそちらも合わせてご覧ください!

 

今回は3回に分けて紹介したいと思います。まずは⑴〜⑽までー!

 

1月

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 ★★★☆☆ (3.2)

出演 : 大泉 洋/三浦春馬高畑充希

実在した筋ジストロフィー患者・鹿野を基にした話。

個人的に高畑充希の役どころに若干イラつかされました。最初は凄い鹿野のこと嫌いだったのに心境の変化が急だな、って感じました。あと喋り方とか...笑。

途中間延びしたとこもあり。

でも病気の大変なとことか、決断を迫られることもあったり、それでも自分のやりたいことを我慢しないでやって、人の力をちゃんとあてにして、それでも自分で表に立つ時は立って...わたしには決して真似できないだろうなぁって感心しました。

あとは道民からしたらお馴染みの場所や聞き慣れたローカル情報が出てきて面白かったです。

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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング ★★★☆☆ (3.3)

出演 : エイミー・シューマー/ミシェル・ウィリアムズ/ロリー・スコヴェル

仕事もプライベートもどうもパッとしないし、自分の見た目にも自信を持てないレネー。ある日、ジムでエアロバイクでのトレーニング中に落下し頭を打って気絶してしまう。目が覚めて鏡を見てビックリ!なんとレネーはスレンダーな美女になっているではありませんか!但し、そう見えているのはレネーだけ。しかしそれからレネーは自信に満ち溢れ、冴えなかった日々がどんどん輝き出す...

という話ですが否応なしに吹替版しか都合のいい時間がなくて、吹替で観たけど結果やっぱり字幕で観たかったです。渡辺直美の顔が頭にチラついてしまい。。まだ観てないけど字幕ならば★×4ぐらいかも!

↓ こちらについてはより密な感想はこちらへ ↓

 

  

チワワちゃん ★★★☆☆ (3.4)

出演 : 門脇 麦/成田 凌/吉田志織

岡崎京子原作のマンガを映画化したものです。

東京湾のバラバラ殺人事件の被害者の身元が判明した。千脇良子・20歳・看護学生。それがミキ(門脇麦)がクラブで知り合った女の子のチワワちゃんであることには気付かなかった。ミキが仲間たちとよく遊んでいたクラブで知り合い、好意を寄せるヨシダ(成田凌)の彼女として仲間に入ったチワワちゃん。しかし事件が発覚した今、ミキはチワワちゃんの本名はおろか彼女の何も知らなかったことに気づく。

しっかりと岡崎京子っぽい世界観でした。チワワちゃんみたいな子がいたら正直可愛すぎて嫌いになるだろうなぁ笑。本能で“オンナ”って感じの子。だからミキが面白くない気持ちはわかります笑。

しかし可愛かった、チワワちゃん役の吉田志織って。顔的にも現代版のさとう珠緒ってとこですかね?しかも ( ? ) 札幌出身らしいです。

結局事件の真相云々よりああいう若者同士の内情を見せられた感じでした。面白かったです。

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ビリオネア・ボーイズ・クラブ ★★☆☆☆ (2.4)

出演 : アンセル・エルゴートタロン・エガートンケヴィン・スペイシー

1983年、ロサンゼルスで起きた実話をベースにしたストーリー。主人公が高校時代の同級生に偶然に再会し、さらに金持ちの友人らを誘い込んで、ビリオネアボーイズクラブ(BBC)という投資グループを結成。未熟な若者ばかりのグループだが、1年足らずで巨額な取引を行うまでに。しかし、実はうまくいっているように見せかけて、彼らは投資家から金を騙しとりその金で豪遊していた。やがて、彼らは詐欺の領域までも超えた事件を起こす。

これは、正直ガッカリムービーでしたね。タロン・エガートン目当てで観に行ったんですけど、、、、、ってな感じで笑。

途中退席する客がいたり、わたし自身も眠いわなんやらで。

この映画のキャッチコピー『スマートに、駆け抜けろ』というのが印象的ですけど、観た後で思うのは、どっからそんなコピーを思いつくのかわからん!ってことです。スマートなのは見た目だけで、詰めの甘い若者が起こしたアホで一生を台無しにする話で、スタイリッシュな話ではない。そして、駆け抜けたところは、、わたしは見ていないです。それともわたしがうつらうつらして追いつけなかっただけでしょうか。とにかくこのコピーは実際のストーリーとは逆方向に誘導している気がしました。それにしても最後まで最低な話でした。

 

 

二階堂家物語 ★★★★☆ (3.9)

出演 : 加藤雅也石橋静河/町田啓太

二階堂家は奈良県で代々続く種苗会社を経営している地元の名家である。社長の辰也(加藤雅也)は、娘の由子(石橋静河)と母親のハル(白川和子)と暮らしている。実は由子の他に息子が一人いたが、亡くなってしまい妻は家を出て行ったのだ。辰也以後跡取りが不在の二階堂家。ハルは辰也が望まない相手との再婚を仕掛け、しかし辰也は内心由子が婿をとることを望む。辰也は秘書の沙羅(陽月華)に想いを寄せていた。
それぞれが家と自分の気持ちの間で葛藤する様を描いた物語。 

天皇家でもない、まぁ言ってみりゃ庶民でも、こんな古めかしいしきたりみたいなことって日本にまだあるんか!と少々カルチャーショックを受けました。でもまぁ...あるわな。って思い直しました。

これについても前に書いたものがあるので、詳しくはそちらをご覧ください。 

 

 

2月

ジュリアン ★★★★★ (5.0)

出演 : レア・ドリュッケール/トーマス・ ジオリア/ドゥニ・メノーシェ

両親の離婚により、母と姉と暮らすことになった11歳のジュリアン。裁判所の決定でジュリアンの親権は共同親権となり、彼は隔週末、父親と過ごさなくてはならなくなってしまった。

というようなあらすじです。グザヴィエ・ルグランという人が監督で (グザヴィエ・ドランと勘違いしそうですが) 、初の長編とのことでしたがまるで侮れない作品でした。今後も注目すべき監督です!静かなんですが、ある種の臨場感というか...いや、静かだからこそ怖さが際立つ作品。ホラーではありません。現実的な恐怖を体感させられます。こちらも詳しい感想は⬇︎  是非読んでみてください。

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アリー/スター誕生 ★★★★☆ (3.8)

出演 : レディー・ガガブラッドリー・クーパー

遅ればせながら、今年に入ってから鑑賞した話題作です。ストーリー自体はまぁ、よくあるやつって言っていいと思います。シンデレラストーリー的な。でも全然悪くないです。よくあるやつだけど、ちゃんとしてます ( ? )。あらすじは割愛しますが、とにかくやっぱりガガ様の歌を聴きに行ったと言っても過言ではなく。大音量で聴ける機会ってなかなかないですしね。『SHALLOW』が歌われた時には鳥肌モノで、これ聴くだけでも観に来てよかったって思います。

 

 

劇場版シティハンター<新宿プライベート・アイズ> ★★★★☆ (3.8)

声の出演 : 神谷 明/伊倉一恵/飯豊まりえ 

なんでか観に行きたくてしょうがなくて、笑。小さい頃ほんの少しだけ見た記憶があるテレビアニメです。だけど幼いながらに、これはちょっと大人なアニメだなってのは薄々感じていました、笑。だけど面白かった。今回の劇場版もすごくカッコよかったです!

お馴染み、冴羽リョウと槇村香の元にモデル・進藤亜衣からボディーガードの依頼が舞い込む。亜衣は何者かに襲われたと話し、話を聞くと彼女の事故死した父親との関連があることがわかってきた。

ヌルッとしたあらすじを紹介してしまいましたが、サイバーなんちゃらとか簡潔に説明するのは難しくて笑。でも観れば面白いのでご心配なく。アニメながら忠実に再現された新宿の街をリョウが駆け巡るのが爽快です。

そうそうエンドロールはもちろんTMNの『GET WILD』だし、劇中、昔テーマソングだったらしい岡村ちゃんの『Super Girl』も聴けてご満悦なわたしでした。

 

 

ファースト・マン ★★★★☆ (3.8)

出演 : ライアン・ゴズリングクレア・フォイジェイソン・クラーク 

『LA LA LAND』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組んで製作されたことでも話題となった映画ですね。人類で初めて月へ降り立ったとされるニール・アームストロングを題材とした作品となっております。

もともと空軍でテストパイロットとして任務を遂行していたアームストロングだか、幼き娘を病気で亡くしてしまい、悲しみにくれるがそれを惑わすようにNASAジェミニ計画の宇宙飛行士に応募する。 

度重なる激しい訓練やその最中での船員の事故死、当たり前ですが、たくさんの試練が人類初の月面着陸を叶えたと改めてわかります。そう考えるともしかしたら、アームストロングではない誰かがファーストマンだったかもしれないけど、なんでかやっぱり名を残す人ってのは最初から決められている気もする、と思いました。 

だけど、アポロは本当は月に行っていない説があるから、わたしの頭の中では、本当にこの時月面に辿り着いたのか若干の疑念と“本当であれば”の感動が入り交じる複雑な感想を持ちました。これも前にうっすら紹介した『ROOM237』で触れられている事項なので、こちらも合わせて観ると混乱して面白いと思います笑。

ROOM237 DVD

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⑽ パペット大捜査線 追憶の紫影(パープルシャドウ) ★★★☆☆ (3.3)

出演 : メリッサ・マッカーシー/ビル・バレッタ(声)

ちょっと新しい感覚の映画だ!と思って観に行きました。というのも、パペットと人間が共存しているという設定の本作。だけどパペットはやっぱりちょっと肩身の狭い思いをしているようでした笑。

中年女性の刑事・コニーと元刑事で現在は私立探偵で生計を立てるパペットのフィル・フィリップス。彼らが暮らす街でパペット連続殺害事件が発生。元相棒の二人はいがみ合いながらも事件解決のため奔走する。

監督はあの伝説的(?)パペット番組の『セサミストリート』のキャラクターをデザインしたジム・ヘンソンの息子であるブライアン・ヘンソンとのことです。確かにパペットたちもセサミ〜を彷彿とさせる味わいがあります。アナログ感はやっぱりほっこりするし可愛い!楽しく観させてもらいました。パペットだけど下ネタ満載だし。だけど、ストーリー展開は割と平凡で、見所はやはりパペットですから、万人受けするタイプの映画ではないと思いますので、相当気になったなら鑑賞をオススメします笑。

 

と、まずここらで第1弾を終えようと思います!

続きも近日中に公開しますので、ぜひまた見に来てくださいね!