覗いてごらん アラサー サブカル通信

ちょっとマニアックな映画や音楽などについてアラサー女の目線で自由に書いていきます。

映画 〜2019下半期勝手に評価 ①

 

2019年も遂に終わっちゃいそう。
毎年のことながら、時の流れが速すぎて脳がついていきません。
今年一年の出来事を思い浮かべても時系列で並べることもできません。

そんな年の瀬ですが、せめて観た映画は順番に振り返ってみたいと思います。

わたしが712月までに劇場で観た映画をサラッとわたしの独断と偏見で★の数にて評価したいと思います。★5個が最高点(0.1単位)です。

 

今年下半期に見た本数はたったの15本!なんとまぁ!
(上半期はこちら☞上半期1上半期2上半期3

 

今年は観て印象深かった映画を記事にしていたものが結構あるので、良ければそちらも合わせてご覧ください!

7月

(28) アラジン ★★★★☆ (4.0)

出演 : ウィル・スミス/メナ・マスード/ナオミ・スコット

小学校低学年ぐらいでしょうかね、ディズニーアニメのアラジンを観たのは。とっても面白くてアラジンの笑った時に見える真っ白い歯が何ていうか印象的でカッコよくて、大好きでした。

そんなアラジンが今になって実写化されたので観に行きました。ストーリーもアニメと然程変わらないですが、ジャスミンがもっと何ていうか逞しい感じ。見た目とかじゃなくてね。わたしが王になりたいの!的な野心家というか、現代の女性の在り方を反映しているというか。なので、そう言ったカラーが強いジャスミンの歌のソロはアニメにはない実写版オリジナルです。その他ジーニーの恋模様も描くなどちょっとだけ目新しいストーリーになっていました。ジーニーの歌はアニメのまんまでとっても気分が上がります!

 

 

(29) 凪待ち ★★★★☆ (4.0)

出演 : 香取慎吾西田尚美リリー・フランキー

これは、白石和彌監督だけど、主演が香取慎吾だから若干観ようか迷ったとこだけど、観て良かった一本でした。

ギャンブルにハマってやめたいけどやめられないロクでもない男・木野本。恋人の亜弓とその娘・美波とともに亜弓の故郷である石巻に移り住むことに。ある日、美波は亜弓と言い争った末、夜遅くになっても帰宅しなかった。車で探しに出た木野本と亜弓だが車内で喧嘩になり亜弓が車を下りてしまう。その日の夜、亜弓は遺体となって発見される。

香取慎吾の新境地だ!と思えた作品です。今まで見たことのない役柄だし、それでいて“香取慎吾感”みたいなものも特に感じず、良かったです!サスペンスとしてもとても入り込めるし、他の役者さんたちもいい感じです。わたしのイチオシの奥野瑛太も出演しているので要チェックです笑!

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(30) トールキン 旅の始まり ★★★☆☆ (2.9)

出演 : ニコラス・ホルト/リリー・コリンズ

試写会で鑑賞。『指輪物語』などのJ.R.R.トールキンがその名作を書くきっかけであっただろう自身の経験を描いた作品。

これはなんだか知らないが、わたしには退屈でした。『ホビット』や『ロードオブザリング』も大好きなのにそんな心に刺さらなかったですね〜。試写会ってのもあるのかもですが(お金払うか払わないかってのは意外と集中力に影響するかも)、エピソードの中途半端感が目立ってた気が。そもそもトールキンの友人とロードオブザリングの旅の仲間を重ねようとしてるのもこじ付けなんじゃないでしょうか?的な感想しか持てなかった。本当はそんな事ないのかもしれないけど描き方の問題でしょうか。戦時中ってことを除いて、月並みの友情にしか見えんかった!映画レビューサイトとかでは然程低い評価ではないみたいですね〜。。

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8月

(31) 劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜 ★★☆☆☆ (2.5)

出演 : 田中 圭/林 遣都/志尊 淳/沢村一樹吉田鋼太郎

こちらも試写会にて。これについては前に記事で書きましたので詳しくはコチラをご参照ください。

映画だからっつって予算使わなきゃ!で要らん要素が足されてます。ドラマ見てませんけど、多分ドラマの方が面白いのでしょう。

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(32) ホットサマーナイツ ★★★★☆ (3.8)

出演 : ティモシー・シャラメマイカ・モンローアレックス・ロー

A24作品。麗しのティモシー・シャラメの作品です。

父の死の悲しみから立ち直れないでいるダニエルは、1991年の夏、叔母のいる町で過ごす事に。そこで知り合った不良・ハンターと仲良くなり悪事に手を染める。そしてハンターの妹で町の少年なら誰もが憧れる美少女・マッケイラと秘密の恋をする。

実話のようで、恐らく実際の主人公はティモシーくんほどの美少年ではないにしても10代の危ないことへ手を染め破滅へ向かう様や愛してはいけない相手への恋心が何だか切ない作品です。ティモシー・シャラメだから3割増しぐらいの評価になっているかもしれませんねっ笑!

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9月

(33) アス ★★★☆☆ (3.0)

出演 : ルピタ・ニョンゴ/ウィンストン・デューク

夏休み、アデレードは夫と娘と息子で、幼少期に住んでいたサンタクルーズへ休暇で訪れる。しかしアデレードは乗り気ではなく、何か悪いことが起こる予感がしていた。やがて夜になるとドアの外に自分たち家族とそっくりな家族が突然現れる。

気持ち悪いし、その発想は面白いと思いました。『ゲットアウト』でアカデミー賞脚本賞を採った監督の作品ですが、まあ、所謂B級感もあってそれを含めて楽しむ感じの映画です。

 

 

(34) アド・アストラ ★★☆☆☆ (2.6)

出演 : ブラッド・ピットトミー・リー・ジョーンズリブ・タイラー

これも試写で観ました。

スケールは文字通り宇宙規模ですけども、言わんとしていることはなかなかフツーのことだった。宇宙に行かなくても気付けることでは⁉︎という印象を受けざるを得ません。途中、睡魔が襲ってきました。

 

 

 

(35) ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ★★★★☆ (4.0)

出演 : レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットマーゴット・ロビー

落ち目の俳優リック・ダルトン(レオ)と彼の付き人兼スタントマンのクリフ・ブース(ブラピ)は親友同士だ。ある日、リックの住む豪邸の隣に、映画監督のロマン・ポランスキーと若手女優のシャロン・テートが越してくる。

実際にハリウッドで起きたシャロン・テート殺害事件を基にしたクエンティン・タランティーノ監督作品。しかもこれがレオさまとブラピが意外にも初共演。

正直この事件のことも知らなかったし、ストーリーも読まず全くの前情報なしの状態で鑑賞したのですが、面白かったです。途中、長〜いと思ったりもしたのですが流石はタランティーノ。不穏な空気を感じさせてからはドキドキ。更には後味の悪さが全くない、スッキリした気持ちにさせてくれました。この結末はタランティーノなりのシャロン・テートへの供養と、せめて映画の中では仇討ちしてやろうという気持ち、そして本来そうであったはずの彼女の姿が描かれていました。切ない。

 

 

と、こんな感じでですね、今年の後半は前にも書いた通り大好きな映画館が姿を消したこともあり(詳しくはコチラ)、そもそも観たいと思う映画の上映自体が乏しく、少ない鑑賞数となりました。ひとまず①は9月まで。残りは次回!年明けちゃいますけどね!

 

それでは、みなさま良いお年を!