海外の話② アメリカLAにホームステイ
初めての海外だよ
だいぶ昔。19歳。英文科のわたし。
大学の選択授業の海外研修。アメリカかイギリス選択して、ちゃんと行けば単位もらえるというヤツ。
アメリカを選択したのは、イギリスはいつか旅行とかで行くんじゃないかな〜って思って。
友達もアメリカを選択した子が多くて、イギリスは全体的に少数派でした。意外。
そして、初めての海外です。しかも1ヶ月弱のホームステイ。季節はちょうど今ぐらいの12月中ぐらいから1月初旬ぐらいまで。
少しの情報は知らされるものの、どんな家族に当たるかは、実際行ってみてからのお楽しみってな感じで。
初めての成田空港は、なんかすでに外国みたいな雰囲気だった気がする。
いざ出国し、初めての機内食とか全然覚えていなし、写真すら撮っていません。でも飛行機が好きだから、十何時間とか乗ってても苦にならなかった。
いよいよ着陸するときに、窓からヤシの木がズラ〜って。
“アメリカ”だー!
って、日本にいない自分を不思議に思った。
入国審査。丁度テロとかで入国が厳しくなってる時で、指紋を取られるようになりました。でもわたし指に脂っ気がなくて何度機械に指を押し付けても、係員の女性は険しい顔をするだけで、ちゃんとできなくて、笑。しまいには自分の眉間のアブラを指に付着させなさい、と言われ、なんとか通れました。みんなスイスイいくもんだから焦るわ!
そんなこんなで語学学校に到着し、語学力のチェックとかテストなどをしたのち、いよいよホストファミリーの家へ。
日本で事前に渡された紙によれば、わたしのホストファミリーは小学校の先生をつとめる母ちゃんと息子2人(一人はこの家にいないという情報)の3人家族のようでした。なので実質は住人は2人のよう。
学校の車で家まで送ってもらうんですが、同乗していたのはわたし含め生徒3人でした。でも一番最初にわたしが家に着いちゃったから、他の子の家が見られなくて残念。庭もある平屋のお家でした。
家のベルを鳴らして、ドキドキしながら待ってたら、若い兄ちゃんが出てきた。息子って子供じゃねーのか!笑。
続く。